犬猿の仲は、桃ちゃんの仲裁でも直らない。

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桃太郎が鬼をボコりに行くのに、仲間を募ったわけですけど。

イヌとサルとキジです。もしかしたら命を落とすかもしれないのに、きび団子1つで自分の命運を明け渡す姿は、1周回って滑稽でもあります。

 

でも桃太郎って、かなりヤリ手ですよね。だって、きび団子3個で優秀な家来をゲットしとるわけですから。

現実世界で言うところの『高卒新人ドラ1』も『助っ人新外国人』も『トライアウト枠』も、みんな大活躍。この先見の明はハンパ無いと思うんです。

てなワケで、ラミちゃんがダメだったら次のDeNAの監督にどうっすか?桃太郎が監督やるなら、DeNAが日本シリーズ進出するのに100万賭けてもいいです、はい。

 

ところで。仲間にするのも「なんで、このチョイスなの?」って思いません?だって、イヌとサルをセットにしちゃーいかんでしょ。犬猿の仲って言われてるくらいですから。

これでキジが嫌煙だったら、どうするんですか?鬼ヶ島着く頃にはキャラの数名が棺桶になってそう。レベルの表記のとこが『しに』とかになってそう。

 

あ、もしかしてまだ仲良かったのかな?この後で喧嘩するのかも。じゃなきゃさすがにね。一緒に鬼を倒そうなんて連帯感は生まれませんよね。

鬼に対してより先に、仲間に殺意が生まれますもんね。桃から生まれた殺意の話になっちゃいますもんね。あぶない、あぶない。

 

そして、語られてない裏側で、実は後先考えずに仲間にしていった感もあったりして。実は、キジを仲間にして、きび団子が無くなった直後にトラとか居たかもしれません。

「キビ団子ありゃーなー。助けてやらんでもなかったんだが」っつって。その後、ドラゴンとか、下手すりゃ不死鳥とか居たかも。

 

本当は、ここでひと悶着あったんじゃないですか?「おめーら吐き出せ!!!」的な。子供に読み聞かせるには忍びない一場面。恐らく規制がかかったものと思われます。

「桃太郎さん!堪忍!」っつって。「わてら、全力でやりますから!」っつって。「やりますからぁ!」って武田鉄矢ばりに答えたのはサル。言わざる。

 

結局、鬼より桃太郎からの折檻が怖いってんで、必死になった一同は鬼退治に成功。でもイヌがやられてる間、サルは黙って見てるだけ。「見ざる」っつって。

桃太郎はサルに「イヌに謝りなさい」と諭しましたが、サルは桃太郎の言うことを聞かざる。

 

結果、両者は遺恨を残すことになったのです。

ちなみに、キジの泣き声は「ケーンケーン」と言われてますが、実は「ケーンエーン」って言ってるんだとか。

言ってないんだとか。

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