食べ物の恨みは根深い。

時は来た。遂に来ましたよ、アザゼルさん!!!

最近ね、色々と試してたんですよ。やっぱね、笑えるのが1番。

てなワケで先週かな、親友の天野くんにチカラを借りに行きました。

www.moshisata.com

彼は少しというか、いや、かなり頭がおかしいです。

もうね、ググるより早いですよ、彼の思考回路。

『ヘイ!天野!面白い事!』っつったら、2秒で返してきます。

Siriとか野々村議員みたいに「意味がわかりません」って逃げ方はしないからね。

そんな彼の口癖が『食べ物の恨みは深い』です。

小学生の頃、甘いものが大好きだった天野くん。

彼と一緒に遊んでいて、おやつに出されたシュークリーム。

彼がマリカーでCPUのルイージとの闘いに夢中になっている間に、ストローを刺して中身を取るイタズラをしました。

そのあと、中身のないシューを食べて一言。

「食べ物の恨みはドブより深い!」と。

中学生の頃、ゆで卵にハマった天野くん。

ゆで卵の殻をむき終わった彼に差し出すわけですけど、もちろん塩じゃありません。

砂糖です。

出川哲郎ほどのリアクションができるはずもなく、砂糖なのにしょっぱい反応をした後で一言。

「食べ物の恨みはマリアナ海溝より深い!」と。

高校生の頃、憧れのアキナちゃんと付き合うことになった天野くん。

バレンタインのチョコをすり替えて、激苦チョコレートを食べさせてみました。

出川哲郎とまではいかないまでも、そこそこのリアクションを披露して一言。

「食べ物の恨みは離婚前の夫婦間の溝より深い!」と。

大学生になり、これまでの復讐を誓った天野くん。

海外旅行に行って現地で珍しいものを食べるのが大好きになったようで。

しかし、こちらも易々と騙されるわけにはいかないのでね。

彼が差し出すものには警戒心を解きませんでした。

その様を見て一言。

「ただただ不快!」と。

社会人になり、学生時代のように遊べなくなった今。

来月、彼の大学時代の友人がフランス料理店をオープンするとのこと。きっと注文が多いに違いない。

そこで、オープン前のお試し的な感じで行けることになりました。

持つべきものは『彼女のいない親友』です、はい。

フランス料理なんてハッキリ言って食べたことなかったんで、すっげー感激でした。ヒデキ感激。ヒデキじゃないけど。

フルコースを堪能しまして、デザートも美味しくいただきまして。

御馳走さまでした!って言おうとしたら、最後に1品出てきたんです。

「デザート食べた後で料理とか出てくる?」っつって。変な感じはしたんですけど、なんか彼に置いて行かれてる感がハンパ無くてですね。

というのは、フランス料理なんかお目にかかるのも初めてで、ろくにテーブルマナーもなってないのを一生懸命ごまかしてると言いますか。

「いやー、久々に食べるからなぁー」なんつって、知ったかぶりでここまで乗り切ってきたんですけど。

最後の最後に、ニンニクの効いた料理食べさせられて「なにこれ?」っつって。「デザート食べた後でこいつはおかしい!」っつって。

天野くん、ドヤ顔で「エスカルゴの味はどうだい?」って聞いてきました。

幼稚園時代、2人でかたつむりを捕まえに行って、なかなか捕まえられず。

「かたつむりもナメクジも一緒じゃね?」っつって、大量のナメクジを捕獲して虫かごに入れたんですけどね。

それを天野くんのお母さんに見つかって怒られた思い出とか、まるで走馬燈のように流れたわけです。

そして、その背景にはドヤ顔の元親友が笑顔でこっちを見てるわけですけど。

なんでしょう。普通に美味しかったし。でも、それを言うのも負け惜しみみたいに映って、むしろ悔しいっつーかなんつーか。

とりあえず、天野。

その程度で勝ったつむりになるなよ。

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コメント

  1. mamichansan より:

    天野くん、そのくらいで復讐終了じゃないですよね?
    まだまだやり返し足りないんじゃないかなー。

  2. xx_mar0_xx より:

    マミーさん、そうなんです。
    天野くんは甘々です。詰めも甘いし角も甘いし。
    こちとら、でんでん反省しておりません、はい。