処之助さんに学ぶ『仕事と私どっちが大事なのって言ってくれる彼女も仕事もない』の秀逸さ。

『仕事と私どっちが大事なのって言ってくれる彼女も仕事もない』っていう言葉のセンスに驚愕です。

おりが尊敬の念を持ってやまない『処之助さん』の著書のタイトルなんですけど。

これってパーフェクトだと思うんです。処之助さんが彼女と仕事を本気で欲しているかどうかは別にして、自虐ネタの使い方としては振り切って最高だと思います。

自虐ネタっつーのは、ある地点を超えてしまうと逆に気を遣わせてしまうと思うんですね。

そうなると、もはや冗談なのかなんなのかわかんないっていう負のスパイラルに堕ちたりとか。

冗談なのかなんなのかおのののかわかんないです。

・・・言ってみたかっただけです。

距離感を間違えてしまった自虐ネタは「いやいや、そんなことないですよ」みたいなフォロー待ちになることが結構あります。老人が放つ寿命ネタなんか典型的なそれですよね。

でも、この『仕事と私どっちが大事なのって言ってくれる彼女も仕事もない』って表現の仕方って、フォローしなきゃって思う気配が微塵も感じないっつーか本当にすごいと思うんです。

なにがすごいかって聞かれても、うまく言えませんけど。

どうしても雑記ってジャンルで書きたいことを毎日好き勝手綴ってると、ネガティブなことだったりツライことだったりをフィルターを通さないで書き殴ったりしちゃう日もあります。

だって、人間だもの。人間ですもの。

個人的には『愚痴』ってあんまり好きじゃなくて、でもそれを吐き出さずに溜めておけるほどの素晴らしい人間性も持ち合わせていないので、なんとかして笑い話にしたいなーって考えます。

自分なりにですけど笑いのエッセンスを加えて、吐き出すようにしてるんです。

その調合方法っつーか割合みたいなもんが難しくて、おりはまだまだ未熟なんですけど、処之助さんすごいです。

どの辺がって聞かれても、うまく言えませんけど。

例えば、本気で彼女が欲しいって思ってるのに彼女ができない人が、そういうベクトルの笑いって取れないと思うんですね。

笑いに変えられたとしても、その難易度って体操で言うところの『ウルトラH』くらいのもんだと思います。

内村選手も白目むくレベルです。内村選手かピスタチオかってレベルです。内村選手がピスタチオだってレベルです。

本気で悩んでること、本気で悲しいことって、笑いに変えるのが相当難しいことだと思います。だから『死』っていうのは笑いにするのが難しいんじゃないかなーって。

そうやって見つめ直すと、やれ社畜だなんだって言ってられるうちは「まだ大丈夫なのかな?」なんて思ったり。

底辺がなんだーって言ってみたり、負け組がなんだーって言ってみたり。あれ、おかしいな、涙でうまく言えませんけど。

本当にツライこと以外は笑いに変えて、深く考えないことが人生を楽しむコツなのかもしれません。

色んな人のブログを読んでると、面白い文章を書く人ってのが山ほどいまして「本出してくれないかなー」とか思うわけですよ、こっちは。

エッセイ集みたいなの出してくれたら買うのになーっつって。それこそ処之助さんに本をまた出して欲しいです。

Twitterのやつじゃなくて、できればブログのような長文でお願いしたいと思います。

そして、おりも本出したいです。「パンはパンでも食べられないパンは?」の答えは「フライパン」じゃありません。「自費出版」です。

自費出版でもいいんで、いつか本を出したいです。できれば角川書店さんとか、ぜひ。

『仕事と私どっちが大事なのって言ってくれる彼女も仕事もない』に対抗して、

『バナナはおやつに入りますか?って聞いたけどバナナもおやつも買うお金がない』って本を出すのが夢です、はい。

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