ハンドルネームを『織田ウージ』に改名しようか少し悩んだ件。

親友の天野くんがね、どうやら人生の墓場に向かうようでして。いや、今の今ってことではなく、むしろ来年中にはって話みたいなんですけど。

なにやらイイ人がいるみたいで、紹介されました。いきなり電話で「紹介したい人いるんだよね」って言われたんですよ。「お、おう」っつって、速攻で美容室を予約したわけで。いつもなら「さだはる」とか「けんみん」とか言うのに、そんな余裕なくて美容室に直行しました。

 

そこでの美容師さんの「今日はどんな感じになさいますかー?」の気さくな問いかけに対して、マジ顔で「小栗旬にしてください」って言ったからね。「小栗旬みたいに」じゃなくて、本気で小栗旬になりたかった。

深夜に解ける魔法でも何でもいいから、とりあえず早急にお願いしたい。というか、この時点では気付いてないですけど、どうやら色んな部分を履き違えてたんですよね。

 

というのも。

 

それが結果的に「僕がお付き合いしている角野千代さん、ゆくゆくは結婚しようと思ってる」っつー話だったからアレがアレなわけで、こちとら少し構えてましたから。いや、別にイイんですよ。幸せそうな報告をわざわざしてくれてね。

まさか親友と思ってた人間に素晴らしきパートナーができてるってことを知らされてない方がキツイっちゃキツイですから。そこはイイんですけど、なんて言うんでしょう。

 

「紹介したい」とか言われて、美容室にも行って、服も新調して・・・。久々に毛穴パックとかやったら剥がすの忘れて、鼻の頭が痛々しくなってるこの状況っつーかなんつーか。

まぁ1番痛々しいのは、なによりもこの『勘違い』なわけです。皮の剥けた鼻の頭よりも、自分の顔が真っ赤ですから。

 

たぶんですけど天野くんもね、思う部分があったと思いますよ。「こいつ、えらいおめかししてきたな」と。「ははーん、さては紹介の意味を履き違えたな」と。

鼻パック剝がすのを忘れたうえに、勘違い野郎のレッテルを貼られるっていうね。これほどまでに意味を履き違えるというのが恥ずかしいことかと。もう今すぐ脱ぎ捨てたい。

 

そして、天野くんの彼女?彼女って言うの?角野さん、まぁ天野くんが好きそうな感じの人でしたよ。おとなしい感じで清楚な・・・。

材料が「角野」しかないんでアレですけど、少なくとも「ラーメン屋さんわざわざ休んで来てもらってすみません」的なボケには、間違っても対応してくれない感じの人でしたね。

 

そして、天野くんが角野さんのことを話すとき『伴侶』って呼ぶんですよ。これ、すこぶる衝撃を受けまして。

というのも。

小学校の時から彼女がいるほどマセてた天野くんなんですけど、当時あんまり「〇〇ちゃん」って言いにくい思春期的な時期でして。これ、男なら誰しもあるんじゃないかと思うんですけど、どうですか?

 

すっげー可愛い南ちゃんに対しても、なんか素直になれなくて「浅倉、ふざけんなよー」っつって。でも自分の枕には『南』ってあだ名を付けたりして。

もう飼ってるインコが「ミナミ!トゥキ!」って言い出したくらいですから。あの発音の良さは、完全にチャンドンゴン超えてたよね。そして低反発枕も、後半には高反発してきました。

 

そんな気難しい時代にも、平気で「南ちゃん」って呼べたのが天野くんなんですよ。ほんでね、いち早く『嫁』って言い出したのも天野くんなんです。

「こいつ、俺の嫁」ってスマートに紹介するんですよ。こっちからしたら「え?婚姻関係を結んだの?」とか言いたくなるような感じ。そこを広げたら向こうの思うツボなんで、限りなく落ち着いて「さ、さだはる」って言うんですけど。

 

でね、可愛らしい女の子に対して「〇〇たん」って呼び始めたのも、ウチの地元じゃ天野くんがパイオニアです。

「〇〇ぴー」だの「〇〇ぷー」だの「〇〇っぺ」だのは流行ってましたけど、真顔で「南たん」って呼び始めたのは、天野くんが初じゃないかと。

 

そんな彼が『伴侶』という言葉を持ち出してきたわけです。これ、下手すりゃ空前のブームになるかも。嵐あたりが結婚記者会見的なもんをして、その時に「こいつ、俺の伴侶っす」とか言い出して、一気にブームくるかも。

そんなブームきたら、なんかやるせない。今すぐ風になりたい。そして、でいごの花とか咲かせてほしい。あ、そういうこと?そこから風を呼んで嵐がくるってこと?

 

「その先はどうなるの?」って思ったら、ウージの下で千代にさよならしてた、縁起でもない。うまく繋がったけど、こんな失礼なこと本人には言えないので、この場にしたためておきます。

いずれにせよ、千代ちゃんにしても千代たんにしても、地元が田舎だから天野くんが最先端みたくなってるけど、世の中にはもっと早くに浸透してたでしょうね。でも、言うだけならただですよ。

 

おりも「さみ~」って凍えた後で「そーさ」って言ったの日本初だと思ってるし、「ねみ~」ってアクビした後で「ぼんやすきー」って言ったの日本初だと思ってます。

そして天野くんの先見の明みたいなもんが本物ならね、こっから伴侶ブームみたいなんが起きて、結婚ブーム的なもんが起きればいいなと。神がいるなら是非お願いしたいです。

 

いや、呼び捨てはよくない。神ちゃんお願いしますね。っつっても、男か女か知らんけど。

っつーか、よくよく考えたら、随分と昔から「クリスチャン」だの「キリシタン」だの言ってたの思い出して、「あー、神は女か」と思った、までが今日のハイライト。

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コメント

  1. mamichansan より:

    おはようございます。
    まあ、天野くんご結婚ですかあ。おめでたいですね。
    親友としてはお祝いしなくてはいけませんね!
    天野くんが実在していたことに驚く日曜の朝・・・。
    まろさんにも早くかわいいお嫁さん、もとい伴侶が現れますように!(←大きなお世話。)

  2. xx_mar0_xx より:

    マミーすわん、こればかりはどうも。
    恋の訪れというものは予期できず、それこそ『晴天の霹靂』と言うものです。
    時期が来ればコウノトリが運んできてくれるでしょう。
    ・・・白鳥だっけ?

  3. mamichansan より:

    4日ぶりにコメ返が来た!って夫に言ったら、つまんないコメント書くからだろう、って私が怒られた…。
    とりあえずご縁を運んでくるのがサギじゃなければいいですね。(←ちょっと気持ちがささくれ中。ごめんなちゃい。)

  4. xx_mar0_xx より:

    マミーすわん、サギの流れ秀逸ですね。
    最近、はてなのアプリを見ていないので、コメントの通知から判断してるんですけど、お名前.comとかの営業メールに埋もれて気付かないことがあります。
    マミーすわんのコメントが面白くないとかそういうことではないと、ご主人にお伝えください(笑)