海坊主ならぬタコ坊主が夏を先取った結果、日焼けに手を焼く。

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すごく暑くなってきて『初夏の到来』っつーか『釈迦の再来』っつーか、なんとも言い難い虚無感みたいなもんに包まれています。まぁ夏は大好きなんで、暑いのは大いに結構なんですけどね。寒いのはどうも得意になれませんから。

今日はメチャクチャ暑かったです。せっかくの休みで予定もなかったんで、予定無い者同士、友人たちと海に行ってきました。

 

そしたら大学生でしょうか。若者っぽい感じの集団が『スイカ割り』をしてたんです。もうね、いくら暑いとはいえ先取り感がハンパないっす。

こっちなんかオッサン3~4人で「ビーチサッカーでもしようか」なんつって鼻歌交じりで来たものの、隣にリア充集団がいることで車を出るタイミングすら失ってますから。

 

なんなら人としての自信も失ってるし、彼らがスイカ割ってるのを尻目に、こっちの爪も割れつつあります。「きーっ!」なんつって噛んじゃったりしたせいで。そん時の心境っつったら、まさに砂を噛む想いです、はい。

ほんで楽しそうな集団をよそに、1人だけ一生懸命ずっと鏡とにらめっこしているコがいまして。たぶん日焼けしたくないんでしょう、長袖にロングスカートで目深に帽子をかぶってました。

 

どうやら汗で落ちるメイクを直すのに必死になってるんですけど、20メートル以上離れた距離で会話してるもんだから、会話が全部筒抜けなんですよね。

メイクに夢中なリンちゃんは、スイカがあまり好きじゃなくて、バイトの給料で父の日のプレゼントを買ったから今月余裕がなくて、バカリズムが好きで、久々にハンターハンター読み直そうと思ったら3巻だけ無くて発狂しかけたとか。

 

ほんでね、どうやらその面々のなかに2組カップルがいたのかな?いずれにせよ、リンちゃんの彼氏が『ケン』なんですよ。

「なに?このモヤモヤした感じ!」っつって。そこ、完全に寄せにいってるじゃないですか?しかも寄せ方が中途半端で、突っ込まずにはいられないっつーかなんつーか。

 

こうなったらこっちサイドとしても、それなりにやることはやらんといけませんから、彼らの楽しそうな姿を見て「見ることもまた戦いだ」っつって、こっちはこっちで海に足だけ入ったりして。

もちろん「激流を制するは静水」とかもやりました。「岩斬両斬破!」とかフザけてキャッキャしながら。こっちが北斗の拳ごっこで頭割ってる横で、大学生っぽい彼らはスイカ割ってましたけど。

 

というか「ユリアちゃん参加せいや!」と。「なにしとんねん!」って思って。どんだけケンにすっぴん見せたくないか知らんけど「いい加減、腹割れや!」って思いましたよね。腹?ツラの間違いかな?どっちでもいいですけど。

・・・そしてツラです。ヅラではありません。こちとらヅラは蒸れていけないと思ってノーマル状態で馳せ参じましたが、人知れず鶴仙流の門下生みたくなってます。誰にも教わってないのに『太陽拳』習得してました。

 

まさかここで『ニセ天津飯vsニセケンシロウ』というエセジャンプ対決が行われようとしてるとか、夢にも思いませんでしたけどね。

ちなみにユリアちゃん、途中から面倒になったのかはしゃぎだしまして、見た目は『ジャングルの王者ターちゃん』に出てくる『ヂェーン』のafterみたいな感じで、エセジャンプ対決は彼らに軍配が上がりました。

 

そして先ほど家に帰って来たんですけど、衝撃ですよ。

天気良かったから紫外線の量もハンパ無かったんでしょうけど、軽い奇跡が起きてまして。

 

とういうのも、ユリアちゃんを茶化したわけではありませんが、北斗の拳ごっこをするときって「指先で秘孔を突く」みたいなことってみんなやると思うんですけど、ちょうどおりの額にそれやったやつの日焼け止めが額に当たったのか、今鏡見たらそこだけ色が違くて、軽くインド人みたくなってるっていうね。

たぶん、この風貌で「ナマステ~」とかやったら、そこそこ笑い取れるんじゃないか?くらいの完成度なんですけど、ふざけてるとも捉えられかねない外見に少し困惑しています。

 

あんま先取りして気取るのもよくないですね。初夏の到来に心躍らせすぎて、変なカタチでバチが当たったというお話でした。

まぁ『初夏の到来』っつーか『釈迦の再来』っつーか。

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コメント

  1. Daisuke-Tsuchiya より:

    tweetスルーされた…。

  2. xx_mar0_xx より:

    ツチヤさん、Twitter今気付きましたw
    まぁこれも2人のツイートメモリーってことで。