幼少の頃に「借りたものは返しましょう」って教わって、これまで過ごしてきました。
借りたものを返すのは当然のことだと思ってます。『恩をあだで返す』なんて、もってのほかです。
元々、物の貸し借り自体に寛容でない親の元で育ちました。
見知らぬゲームをやっていようもんなら「それ、どうしたの?」っつって、日本警察もビックリするくらいの尋問が始まります。
カツ丼なんかは出てきません。出るのは『親の手』かな。その手で、カツ入れられたりして。
どうも、沙悟浄まろです。『赤くて可愛らしいぬいぐるみのキャラクターをアイコンにしてるブログがラッキーアイテム!!!』ってan-anに書かれろ!って思ってます。
基本的に、人から借りたものはしっかり返してきました。そして、たとえ数時間であっても『お金は借りない』って決めてます。
奢ったり奢ってもらったりってのは結構あるので、その辺は『なぁなぁ』ですけど。
親友の天野くんが『物が返ってこなかったことがある相手には、2度と何も貸さない』ってポリシーがあるそうです。そして自分では『借りは必ず返す』って徹底してるそうです。
恐る恐る「DS貸してよ」って言ったら貸してくれました。多分、上半期1番安心した瞬間にエントリーされるであろう出来事。
今日は、久々に天野くんの家に遊びに行きました。遊びに行ったっつーか、なんか「筋トレを始めたい」とか言い出したので、パワーラックの組み立てを手伝いに。
小学校のときなんか毎日遊んでて、何がどこにあるかとか完全にわかってたんですけど、今の契約してるアパートにお邪魔したのは初めてです。
これ見よがしに本棚に難しい本が並んでました。『幸福論』とかさ、著者が椎名林檎だと思って疑わなかったのに、カタカナの人でしたよ。
まぁ、その後ろには『ギャグマンガ日和』が隠されてましたけど。
昔からの『お約束』みたいなノリがあるんですけど、よく「トイレ貸して」ってお願いしたりするじゃないですか?
それに対して「ちゃんと返してね」って答えるってのが1つのルーティーンなんです。コレを久々にやろうと思いまして。
「トイレ借りていい?」
「うん、ちゃんと返してね」
いつもなら用を足したら「ありがと、返すわ」だったんですけど、お互い三十路を超えたわけですし、なんらかのアクションを起こしてみようと思いまして。
その時のボケに彼がどういう反応を見せてくるか、そいつをブログに書けばイイんじゃないか?という考えを起こしました。
で。
「トイレブラシ借りていい?」
「うん、ちゃんと返してね」
「トイレ用洗剤も借りていい?」
「うん、ちゃんと返してね」
もう『借りる前より美しく』の精神でピッカピカにしてやりました。これだけ自分磨きも徹底してれば彼女の1人や2人くらい居てもおかしくなかったのに。
というか、この段階でトイレブラシに関しては借りる前より汚くなってる説が浮上しましたけど、さっきのやり取りが全然オイシくなかったんで、若干飽きてきてるんですよね。
ほんで、トイレをピカピカにして戻ってきたら、既にベンチプレスができる環境が整ってました。・・・セーフティーバー付いてないけど。
それに気付かず60キロでベンチプレスを始めた天野くん。2回くらいで潰れかけて「ギブ!ギブ!」っつって騒いでるっていう。
仕方ないから手を貸してあげました。
・・・後で、どんなカタチで返ってくるか楽しみです。
コメント
たまに天野くんを貸してくださいな。
おもしろそうだから!
マミーさん、
貸してあげたいのは山々なんですけど、
その権利は、おりに無いでげす。
そして借りたいなら、
せめて『たまに』って表現はやめてあげてください、はい。