脳天気は天晴、のち、所によりにわか雨。

今週のお題「バレンタインデー」

 

齢31となり、酸いは幾度となく経験したものの、甘いは「いずこへ?」と思うくらい経験しておりません。

しいて言うなら、勉強をろくにしなくても成り上がれるっつって、傲慢に生きてきた考えが甘かったです。

 

どうも、お題に沿って進めさせていただきます。沙悟浄まろです。

 

バレンタインデーやクリスマスの類が休みの日にくるとホッとします。なぜかって?「そこに愛は無いから」だよ!わかるかい?チイ兄ちゃん!

「あー、渡したいけど休みで会えないからねー。うん、わかる。わかるぞー」っつって、自分に言い聞かせるのが毎年の日課です。

 

あ、ちなみに平日に訪れた場合は言わずもがな『仕事』を言い訳にします。

 「仕事で忙しいんだもん、仕方ないよねー」っつって。

 

学生の頃は少しだけ楽しみにしてましたかね。とは言っても本当に少しだけ。

チョコは大好きだし自分で買って食べたりもするんですけど、いかんせん『義理』という存在がね、すっげー引っ掛かるんですよ。

 

言ったら『義理』か『魚の骨』か、っつーくらい引っ掛かる。

本命か義理かの判断が難しいような微妙なラインのチョコを贈ってくる腐女子もとい『ゲスの極み乙女』に対し、何も思わずにはいられません。

善意でチョコをくれてるのに、結局は「お前、どこの馬の骨だよ!」とか言い放つ始末。

 

 こう見えて学生時代はそこそこ、っつっても『どう見えてるか』全くもってわかりませんが。それなりに義理的なものは貰ってました。

『ホワイトデーよろしく』的なブツではありますが、素直に渡せない乙女心と脳内補完して楽しむには最高の肴です。

まぁ食べ終わる頃には虚しさが込み上げてきますけど。肴の骨が喉に引っ掛かってて、うまく言葉も出ません。

 

学生時代は・・・失礼。学生時代もフザけた野郎ではありましたが、持ち前の明るさと脳天気な性格で『ウザいけど憎めない奴』というポジションを獲得。

ちょっとカッコつけてワルぶってはいるものの、いわゆる『なんちゃって不良』のメッキ感が滲み出ていたため、怖がられることは皆無に等しかったと思われます。

 

むしろ、テストに名前を書き忘れて減点されたことに対し、泣きながら抗議する姿なんかがウケたくらいです。

最終的には開き直ったりしてね。「名前書くことが、そんなに重要ですか?」と。「室町幕府の崩壊に比べたら、イチ試験の記名ミスくらい大した問題じゃないでしょう!」と。

もうね、やり方が信長よりも無茶苦茶。

 

そんな『ウザいけど憎めないポジション』のおかげで女子の友達は割と多く、義理的なチョコはそこそこ貰っていました。

ただし、本命は・・・というと、片手で足りる程度です。

なんなら鼻の穴でも足りるし、さらに言うなら心臓の数で足ります。

 

そんな、唯一もらった『本命チョコ』っつーのが、手紙と一緒になってる手作りチョコだったんですけどね。

手紙には「もし良ければ付き合ってください」的な文言が添えられてました。

 

嬉しかったです。嬉しかったんですけど、ちょっとばかし問題がありまして。

別に、チョコをくれたコが可愛くないとか、そういうことじゃなくて。考え方によっては、より深刻と言いますか。

チョコも、このあとスタッフが美味しくいただきましたし、想いは十二分に伝わってきたんですけど。

 

 

名前が書かれてないっていうね。

「あんた、どの娘で誰なのさ?」って感じ。

 

おい、名前書けや!!!ゴルァ!!!と。

歴史の先生よりもキレた中3のバレンタインデー。

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コメント

  1. mamichansan より:

    すっごいモテる人にバレンタインデーはチョコレート会社の陰謀だよ、って言ったら
    「世界で一番すばらしい陰謀だね!」
    って言ってました・・・。
    その発想はなかったなー。

  2. xx_mar0_xx より:

    マミーさん、おりは『チョコレート』って部分に悪意を感じます。
    絶対に『友チョコ』とか流行らせるのありきで動いてたに違いありません。
    陰謀、ダメ、絶対。