最近に限らず、キレるのは若者じゃなくて馬鹿者。

好き嫌いはありません。食べられないものはありません。『食べられません』と書かれたシリカゲルくらいですかね。あと『らっきょう』かな。

逆に好きなものも無いです。好きか嫌いかで聞かれたら好きなものはたくさんありますけど、大好きなものはありません。しいて挙げるなら『鶏のからあげ』くらいです。

今日のお昼に行きつけのお弁当屋さんで『からあげ弁当』を買いました。ご飯を自分で盛り付けるシステムなので1合くらいですかね。こんもり盛りたくって、レジに持って行ったんです。

レジのおばちゃんが初めて見る人で、手慣れない感じでレジ打ってました。たぶん新人さん。ほんでね、からあげ弁当には小袋のソースが付くんですよ。

それは、お会計のときに付けてくれるんですね。そしたらそのおばちゃん、なにも付けてくれなかったんです。

「まぁ別にソース無くてもいっかー」っつって、お会計済ませて帰ろうとしたら、横で見てたベテランのおばちゃんが「鈴木さん!ソース!ソース忘れてるよー!!!」っつって。

店内のサラリーマンが2,3人こっち見ました。たぶん彼らの名もまた『鈴木』なのだろう。そしてその人たちが思う、おりの名もまた『鈴木』なのだろう。

「ただ単に見てただけじゃね?」って思ったアナタは『佐藤』なのだろう。たぶん1/500くらいの確率で当たってる。

ほんで「すみません!」っつって主役の鈴木さんがね、ソースを届けてくれたんです。

別にいいのになーって思ったんですけど、わざわざレジの所から出て持って来てくれたんで「ありがとうございますー」っつって受け取ろうとしたんですよ。

そしたらね、まさかのソースをシールでお弁当に貼り付けるっていう荒業を披露してきました。ちなみに『どこからでも切れます』ってやつです。

「うわー、こんな仕打ちに遭うくらいだったら必要なかったわー」って思って、軽く肩を落としながらお弁当屋さんを出ました。

んで、駐車場の隅っこでお弁当を食べるんですけど、ソースがね、コレ完全に破けるの待ちじゃないですか?『ごっつぁんソース』って、このことじゃないですか?

最悪、飛び散ったりして車が汚れたり、着てる作業服が汚れたら嫌だなーっつーのもあって、ソース使わないで食べてたんです。

そしたら、脳内で悪魔と天使が闘うわけですよ。「ちょっと!せっかく鈴木さんが届けてくれたのよ!使わなきゃ失礼じゃない!」っつって。

一方で「おい!ソースが使いたくても使えない子供が世の中には沢山いるんだぞ!」っつって。心なしか、悪魔が優しいっていうね。

そこまで言うならと。おりも男ですよ。天使と悪魔が騒いでましたけど、1番騒いでたのは『笑いの血』ですよ。

「うおりやぁぁぁぁぁ!!!」っつって、シールを剥がしたわけです。

うん、破れなかったよね。

うそー!!!っつって。そんなことある?っつって。コレって破れやすいことで有名なやつじゃないですか?

マラソン大会の「一緒に走ろうね!」とか、飲み会に誘って「行けたら行く!」ってやつより2ステージくらい上に属してる破りやすさじゃないですか?もうね、正直ガッカリしました。

誰も見てないのにも関わらず、上半身の作業着の胸元を開いて、白いワイシャツを露出させるっていうとこまでお膳立てしたのに。

あわよくば「北斗七星みたいなシミができてくれたらなー」っていう邪まな考えを持ってたからいけなかったのか。

いずれガッカリしながらも、普通に手で切ろうとしました。しかし、それでもソースが切れることはありませんでした。

「どっからでも切れるんちゃうんかい!全然、切れねーじゃねーかよ!」

っつって、おりが切れた。

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コメント

  1. mamichansan より:

    好き嫌いがないのはいいですよね。
    結婚生活に向いてると思います!

  2. xx_mar0_xx より:

    マミーさん、そうなんです!
    おりは結婚生活に向いてるんです!
    肝心の恋愛運は明後日の方向を向いてますけどね、はい。