親って生き物はいつまで経っても子供の友人を「最初のあだ名」で呼び続けるよね

久々に母親(せつこ:60歳)から電話がありまして。「こないだスーパーで、けんちゃん見たよ!」って言うんです。・・・けんちゃんってダレ?志村?

 

親っつーのはいつまで経っても親であり、子はいくつになっても子なわけで。三十路を越えようが、ハゲ散らかろうが可愛い子供には変わりないわけで。

そんな子供の友達は、いつになっても子供の友達なわけで。「今、仮に実家に呼んだとしても、ひょっとしておやつとか持ってくんじゃねーの?」くらいの感じなんですけど。

 

幼稚園の頃、「けんちゃん」という愛称で呼んでいた山本健一くん(仮名)は、当時すごく仲の良かった友達なんです。高校に入ったあたりから付き合いは一切なくなったんですけどね。

小学校に入ったら、やたら「けんちゃん」が蔓延したせいもあり、山本健一くんは「ヤマケン」と呼ばれるようになったわけですけど、うちの親にとっては、いつまで経っても「けんちゃん」です。

 

これ、どこの親も一緒だと思うんですけど、仮にヤマケンのおかんが「こないだ、スーパーでまろちゃんのお母さんに会ったよ!」ってヤマケンに報告してたとしたら、寒気しますわ。

しほぷーだの、ゆりっぺだの、たっくんだの・・・。委員長に至っては、もはや委員長じゃないのに。いつまで経っても学級委員を押し付けられる可哀想なキャラに成り下がってます。

 

「90cmをゆうに超えているにも関わらず、未だにイナダと呼ばれるブリの気持ちがわかるか!」とキレてみたものの、ウチのおかんはそれをヒラっとかわして「ASKA、テレビに出るってよ」と言ってきたり。

元ネタを知ってか知らずか、桐島が部活をやめたみたいに話を振ってきたりして、色々とツッコむのも面倒だったので「見る?」の問いに対して、迷わずにSAY YESと言い放ったのが昨日の夜でした。

 

「チョコ買ったから取りに来なよ」というのが本題だったようで、それを言われて「あー、バレンタインデーか」と。正直、チョコを貰えないことに対して何も思わないので、むしろ「くれる心遣いの方が痛い」わけですけど。

いつまでも取りに行かないと、それはそれでしつこいので先ほど取りに行ってきました。そしたら開口一番「あんた出家でもしたのか?」と。そうそう、月給5万でコキ使われてて・・・ってアホか。

 

せつこ、それハゲとるだけや。

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コメント

  1. mamichansan より:

    そりゃもちろん、けんちゃんと遊ぶなら、お菓子を用意するでしょうね。なんならジュースも。
    昨日だったら義理チョコも準備したろうなー。
    ちょっと遅れて奥ゆかしいチョコが今日あたり届くかも。
    あきらめずにがんば!!!

  2. xx_mar0_xx より:

    マミーさん、マジレスは結構ガチで凹みます。
    こちとら「氷河期なんじゃね?」ってくらい春が訪れません。音ずれません。ずれるのは被り物くらいです、はい。