コンビニ店員時代に思ったタバコの話。

昔、コンビニでバイトしてたことがあるんですけど、時給の割に激務だったような気がします。レジ打ちとか陳列とか発注とか。

当時すっげー考えてたのが、タバコのとこにある番号のシステムについてでして・・・。

今でこそ、どこのコンビニでも採用されてますけど、当時は「んなもん知るか!」ってお客さんの方が多かったように感じました。

と言うのも。

おりはタバコを吸ってたんで銘柄とかある程度わかりますけど、タバコを吸わない店員からしたら、銘柄を言われちゃうと難しいんですよね。

正式名称を言ってくれりゃーまだいいんですけど、たまに略したりされちゃって。

それこそ大袈裟に言ったら「俺の吸ってるタバコぐらいわかるだろ?」的な圧といいますか。

あまりにも特殊な言い方をされてしまうと、喫煙者でもわからない時が多々ありました。

わかりやすいとこで言ったら『マルメラ』くらいなら可愛いもんです。

正確には『マールボロライトメンソール』なんで『マルラメ』になるんですけど、まぁ言わんとしてることはわかります。『マルメンライト』ってのもよく聞きました。

『セッタ』とか『マイセン』もまだセーフですかね。『マイセン10ミリ』とか言われたら、非喫煙者じゃ慣れないと難しいかもです。

っつーか、もうマイセンってないんでしたっけ?メビウスでしたっけ?たぶん吸った煙で輪作って「メビウスの輪」とかやった人が何人もいたでしょうね。

あるとき『PM(ピーエム)』って言われまして、それが『フィリップモリス』だってわからなくて、お客さんにすっげー怒られたことがあるんです。

よくよく考えたら『ポールモール』だってPMだし、なんならフィリップの頭がPってのは引っかけじゃないですか。

SOPHIAみたいな感じじゃないですか。SOPHIA好きだったなー、サビがちょっとくどいけど。

あと『セッタ』はソフトがデフォみたいな風潮も、吸ってる人間だからなんとなくわかる話であって、吸わない店員にとっては本当に難しかったと思います。

「マルメンライトボックス」とか簡単に言いますけど、マールボロ、ライト、メンソール、ボックスって4つの情報を処理しなきゃなんないんですもんね。

それ考えたら、お客さんが番号喋った方が合理的です。

でもニーズが多い商品っつーのは、ある程度わかってるんで「番号探すのに時間取らないでほしいなー」って思ったりも。

レジ前に来て番号を探し出して「えーと」みたいなことをやられると「ある程度、銘柄わかってっから喋ってみ?」って思ったりもして。

さっきの話で「番号言えや」って言った直後に、今度は「銘柄言えや」ってキレとるんですから、典型的な『あーいえば、こーいう』です。

それを無くすためにも、どこのコンビニも番号統一するとかしてくれたらイイと思います。タバコにマイナンバー付けたりして。

固有の番号と棚の番号がリンクするってのはどうでしょうか?既に採用されてたらアレですけど、もし採用されてなければお願いします。ぜひ、お願いします。

っつーかタバコって、本当に吸いにくい世の中になりましたよね。

当時は250円とかそんくらいだったと思いますけど、今は500円近くするんじゃなかったでしたっけ?(2015年現在)

おりの周りには1000円超えたら止めるって人が結構います。子供出来たら止めるって人も多いです。

ちなみに、タバコを止める止めないで意志の強さがどうたらこうたら言うのはナンセンスです。禁煙できない意志の弱さって言ってみたり、タバコを吸い続ける意志の強さって言ってみたり。

これも典型的な『あーいえば、こーいう』だと思いました。

もし、タバコと意志の強さを関連付けるとしたら、体調壊して病院に行って、お医者さんに「タバコ止めないと死にますよ?」って言われて、

「タバコ止めるくらいなら人生やめるわ!」って即答できるくらいの人、こういう人は意志が強いって言ってもいいです。

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