友人の1人がですね、此度プロポーズとやらに失敗しまして。
今日会ったんですけど「どっかで見たことあるような感じだなー」なんて思ってたら『パラグアイ戦でPK外した駒野選手』みたいでした。激しくうなだれてました。
「もう、元気出せよー!」っつって。「一生のお願いだからさー」って言っても、うんともすんとも返ってこなかったです。おりの一生のお願い返せよ。
結局、駒野くんは今日をもってフリーに転向ということになります。本当にもう慰めましたよ、こっちは。
すっげー気とか遣いましたもん。気も遣ったし、お金も使ったし。
なんとかして慰めようとして面白いこと言おうとしたんですね。
「カトパンより先にフリーになりやがってー!このー!このー!」って慰めのつもりの発言は、派手に着地に失敗してしまいました。
でも後悔はしてません、絶対王者でも2回転ぶ時代ですから。
っつーか、プロポーズ失敗した人を肉眼で見たの初めてなんですよ。噂では聞きますけど、そんなん打ち明けられたのも初めてで。
というのは、プロポーズって『元気玉』みたいなもんだと思うんですね。かめはめ波みたいに量産できないんですよ。
よほどの物好きじゃなきゃ何回もするってことは無いと思うし、ほとんどの男性は『成功確率』も軽視できないはずなんです。
だって、駒野選手みたいになりたくないじゃないですか?
実際、駒野選手はあの時PK外しましたけど、練習では誰よりも成功確率が高かったんです。なのに、あーやって外してしまったんですね。
プロポーズっていうのは「コレは決めれる!」って思わない限り、非常に打ちにくいシュートのようなものだと思ってます。
まぁ中には、手紙書きまくってオーバーヘッドシュートする『ボールと友達みたいな人』もいますけどね。あんなの絶滅危惧種です。
1歩間違えばセクハラで、2歩間違えばストーカーですから。
駒野くんに関しても、普段のデートで距離を縮めていってペナルティーエリアまできたからシュートしたと思うんですよ。
それが結果的に外れちゃっただけで。
というか、駒野くんの彼女さんがナイスセーブした可能性もあるわけです。「え?それ止めるの?」っつーくらいのセービングをしたのかもしれません。
というかプロポーズする側からしたら「止めにくるなよ!」って話ですけどね。「傍観しててよ!」っつって。それでもポストに嫌われるかもしんないですし。
例えば『一生のお願い』が1回だけ有効なんだとしたら、それって使いどころを吟味して吟味して、下手すりゃ使わないでとっておくぐらいの勢いだと思うんです。
小学生なら速攻で使いますよね。なんなら「1回死んだとして!」とか言って謎のルールまで作り出しますよね。
でも小学生じゃあるまいし、プロポーズするっていったら、ある程度の良識ある大人なわけです。
クチを指で左右に広げて「学級文庫!」とか言わせるような行為は卒業してる人がほとんどなわけですよ。
そんな大人がハイリスクを背負って覚悟を決めるのがプロポーズなわけで、自信がないと中々できるもんじゃないと思います。
だからじゃないですけど、世の中の女性のみなさんには『ごっつぁんゴール感』を演出してほしいです。「前に転がせば決まるよー」的なやつです。
それなら、男性陣も思い切ってシュートが打てるはずなんです。
「そんなチャンスにならないと思い切りシュートが打てないような軟弱な男はお断り?」・・・ごもっともです、はい。
おっしゃりたいことは良くわかりますけどね。『男は度胸、女は愛嬌』って言いますもんね。
こっちは、ごっつぁんゴールでも不安になるんです。傍から見てたら簡単なやつでも「外すんじゃねーか?」ってドキドキもんなんです。
そのへんを汲んで、愛嬌ある手ほどきをお願いいたします。これは一生のお願いです。
え?最初の方で使ってたって?じゃあ、1回死んだことにしてください。
コメント
どうして断られちゃったのかしら。
その理由が気になりますよね。
おりさんの作り話じゃないとしたらね。
ねえ?
マミーさん、こういうのって一方の話だけ聞いてても原因ってわからないですよね。
きっと、駒野くんの彼女さんにも言い分って、あると思うんです。
でも、おりは駒野くんの味方です。
駒野くんから一生のお願いされたので、はい。