速く走るには、手を思いっきり振れ。

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友達の息子(小6)が運動会だか記録会だかなんだかで、なにやら「100m走で17秒を切りたい」と言ってきかないんだそうです。それをね、なぜか知らないんですけど回る感じのお寿司屋さんで『しめさば』を手に取った瞬間言われまして。

まぁ状況としては「ご飯食べに行こうよ」っつって誘われて、普通に「何食べたい?よかったらおごるけど」的な感じになりーの、大して警戒もせずホイホイついてきての結果なんですけど。

 

まぁこの地点で思うことが2つ。「小学6年生で100mが17秒~18秒っつったら、そこそこ速い方じゃない?」ってのと「同い年の同級生の子供が既に小学校6年生」っていう衝撃的な事実に他ならないんですよね。

「元陸上部キャプテン、頼むよー」って頭下げられたし、好き勝手にカニだのサーモンだの食べちゃったし・・・。まぁやれるだけのことはやろうと思ってOKしました。

つってもおり、元陸上部のキャプテンって肩書きなんか持ってないんですけどね。彼の勘違いなのか、はたまたコッチが過去についた嘘なのか。おそらく、おりの能書きで間違いなさそうです。

 

てか『速く走る方法』なんてあるんですかね?速い奴は速いんじゃないの?「普通の運動靴で走ってんなら、いっそ陸上用のスパイク履いたら1秒くらい簡単に縮まるんじゃね?」っていう身も蓋もないことを言うのだけは思いとどまったくらいにして、ふと思いました。

まぁ靴のやつに関しては割と本気ですけど、小6くらいの男の子からしたら「自分の力で成し遂げた感」が必要だと思うんです。そこを下駄履かせちゃいけないんじゃないかと。下駄だかスパイクだかは知りませんが。

 

ほんで、昔いろいろと言われていたことを思い出してたら「手を速く振れ!」的なアドバイスありませんでした?当時、小学生ながら「なんじゃそりゃ」って思って、鼻で笑ってたんですけど。

なんか手を速く振ると、それに連動して足も速く動くらしいです。まぁ陸上の短距離選手見てたら上半身もムッキムキですから、言わんとしてることはわかります。

 

でもそれは、言ったらプールに向かって走ってって「右足が沈む前に左足を出せ!」的なことなんじゃないの?理論上は水の上を歩けることになってますよ今。

頭いい人たちが『水の上を歩けるか』みたいな議題で討論しだしたりしてね、賛否がくっきり別れたら面白いです。「お前ら、それモーセかっ!」っつって。

ほんで、こっちにまで飛び火してきたりして「君はどう思うんだね?」とか。他のみんなみたいに、やれ浮力がどうとか、やれ揚力がどうとか言えませんから、精一杯の力で「ウチの父ちゃん、水の上いつも走ってたけどね」っつって。

 

これもたぶん10年後くらいに「水の上を走ってたお父さんはお元気でしょうか?」とか言われて、親父の肩書きすら自分の能書きだということに気付いたとか気付かなかったとか。

空気も読めなきゃ、しめさば片手にサバは読みまくりです。

 

そんなわけでくだらないことを考えながらも、割と真剣に『速く走る方法』について、元陸上部キャプテンの視点から考えているような気になっています。

てか、そもそも自分自身がそんなに足速い方じゃなかったような気もするんですけど、色んな部分でサバ読みまくってるという面では「足も早かった」のかもしれません。

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