みんなで盛り上がれる曲を唄うっつーんなら全然いいんです。ウケ狙いの曲とかなら全然構いません。ただし単純に『唄いたい歌』を入れた場合です。
愛の手の入れようもないJ-POPとか、黙って聴く他ないバラードなんかもってのほかなんですけど・・・。
『映像の昭和感』がハンパ無くて、微妙な感じになりませんか?
歌も微妙なら当然の如く全体の雰囲気も微妙になるし、なんなら歌が上手けりゃ昭和感が満載のVTRとのギャップがありすぎて、これまた微妙っていうね。
「それどこ!?」っつーくらいの草原で横になってるだけの映像だったり、変な着ぐるみ着ておどけてみたり、半身隠れて手招きしてみたり・・・。
こちとら、海の浅瀬で水を掛け合いながらキャッキャ・ウフフする映像が流れないことを祈りながら歌ってますけど?その映像が使われるとしたら『ジェットコースター・ロマンス』以外に有り得ないと思うんです。
あと、やたらフルーツが出てくる。リンゴの登場率がハンパ無い。ハイヒールか!っつって。あ、ハイヒール的な服装も出現率高いですね。
いずれにせよ、なんかあの映像に『大人の事情』を感じずにはいられなくて、あまり好きになれません。
新しい映像にすると次から次に新しくしなきゃいけないっつーので「だったら最初っから時代にそぐわない古い映像を作れば?」的な。
だから、あえて『PV映像ver』を入れるんです。「昭和のラブコメなんか流してたまるか!」と。
そうするとどうでしょう。みんなPVしか見ません。PV見ながら「あーあ、この歌声が本人のものだったらなぁ・・・」と言わんばかりの『うつろな目』をし始めます。
PV映像verにしたときのデンモクの利用率の低さがそれを物語っています。オメーいっつもデンモク片手にちこちこやってるくせに、Gackt様のPV流れてる間だけPV見てんじゃねーよ!っつって。
ほんで盛り上がってくると、大して美味しくもないはずの唐揚げやらポテトやらが美味しく感じてしょうがないっていうね。
「たこ焼き頼んじゃおっかなー!!!」くらいの変なテンションになったりして。「たこ焼き、たこ抜きでー!」とか言い出す馬鹿のチャンピオンが完成したりして。
全員お酒が入っていないにも関わらず、部屋の中が変なテンションに包まれて『不思議の国』みたくなります。そこで唄うのはもちろんアリスの『チャンピオン』なわけですけど。
「つぅかみぃ~かぁ~けたぁ~」っつってモノマネしながらの髪の毛を掴んだフリが中々の鉄板です。これでつかみはOK。
あとはノブ&フッキー顔負けの『谷村&堀内のそれは有り得ない!』的な芸でもって、唄ってんのかネタやってんのかわからない空気に誘います。
ほんで、盛り上がりが最高潮に達したときの「You’re king of kings」の時に、たこ焼きを持ってきた店員が部屋にいて若干気まずいっていうね。
色んな意味でつかみかけてました。正確に言うと掴みきれていませんでした。歌中でも、つかみかけたあとに振りほどかれてるし。なんならこっちは、あの店員の誤解とか振りほどきたい。
っつーか、たこ焼きを並べるだけの一瞬の間がものすごく長く感じたんですけど、これがアインシュタイン先生が言うところの相対性理論ってやつですか?
「バンビーノ(布袋寅泰)の間奏、もしくはLOVE PHANTOM(B’z)の前奏くらいの長さに感じたんですけど?」っつって。
なんなら、この店員が「You’re king of kings」をどう処理するかを見届けようとしているんじゃないか?的な目論見すら感じます。
いずれ、いくら間奏が長いからって照れ隠しの意味も含めて飲むメロンソーダないしリアルゴールドは、変な方に入っていく可能性が高いので注意が必要です。
かなり咳込むのに反して実際は大したことないのに、周りは異常に心配してくれるし。
でもこっちかたしたら「You’re king of kings」の件で店員にどう思われたかの方が心配なんですよね。下手すりゃそっちの方が心肺に負担かかってるし。
「このまま心肺停止するんじゃないか!?」的な心配もしたりして。
あ、そういうこと?そこからの『空桶』ってこと?「この部屋が貴様の墓場だ!」っていう意味を兼ね備えた棺桶みたいなこと?だったら良かったです、助かります。
「空なのは桶じゃなくてオメーの頭だよ!」って説もあったりして。でも、言いたいことはわかります。
『馬鹿は死んでも治らない』なんて言ったりしますけど、ただの男くらいには帰りたいです。ライラライ、ラライ・・・。