オークションで古着を出品しました。タイトな作りのジャケットなんですけど、太っちゃったせいで着れなくなりまして。
まぁ体系だけの問題ならアレですけど、センス的なものがちょっと。「あのオッサン、いつまで若者ぶってんの!?」って写メられてツイートされて拡散されるとか、マジ私刑にもほどがあるので。
思い切って「大切にしてくれる人に着てもらおう」っつって出品したら、ありがたいことに多くの方に入札いただきました。
これキッカケでオークションに目覚めましてね。着れなくなった服とか、やらなくなったゲームとか色々出品しまして、部屋も片付くしお金も手に入るしちょうどいいかなーなんつって。
やっほーい!っつって色々出品したおかげで、おりもミニマリストの仲間入りです。もう生活感の無さがハンパない。
生活感が無さ過ぎて、もしかしたら生活していけないかもしれない。まぁ、それはいいんですけど。いや、正確には、よくはないんですけど。
その出品した物の中に、釣りで使う『電動リール』があったんです。古いやつなのに多くの方から質問があったり入札があったりと大盛況でした。そして、それが遂に落札されたわけです。
やり取りしてましたら、その落札者の方のお名前が『ジンさん』って言うんですよ。うわー、恐れてたこと起きたーっつって。
ちなみにゴンの父ちゃんじゃないですよ?タイムスリップする医者でもないですよ?海南大付属の6番ですよ?っつーか正確には海南大付属の6番ではないですけど。
「お名前教えてください」っつって『神宗一郎』ですって返ってきたとして、もうやりにくくてしゃーないっつーか。
たぶんですけど、おりがこうやって思うってことは何年も神って苗字やってる神さんなら慣れてるだろうから、ここで『神様』って書いたところで別に何も思われないと思うんです。
でもこっちとしては少し抵抗感があるっつーか、なんとなく「バカにしてるんじゃないか?って思われやしないだろうか?」っつって。
「神宗一郎様、当方の商品を落札いただきましてありがとうございます」とかフルネームならいけんじゃね?っつって考えるじゃないですか?そんなのね、おりでも気付くんですよ。でも、できないんですよ。
だって、その人の名前、めちゃくちゃ長いんです。個人情報になるから公開するのとかアレなんですけど「どっかのサントリーのお茶か!」っつーくらいの名前なワケで。
右衛門感がすごい。「うえもん?いえもん?」なんつって、ちょっとしたバラ色の日々感が溢れてる。ついでに眞鍋感も出てくる。
結局、文章中に長々書くのもアレだなーっつって、宛名は当然フルネームでいきますけど、やりとりの最中の呼び方は『神様』にさせてもらいました。
円滑で気持ちのいい取引ができました。まさに神対応でした。バカにはしてません。
というか神衛門さんはハーフなのかもって思いました。ブラジル人とかってメチャクチャ名前長いじゃないですか?本当にあんな感じです。
途中に『エンタープライズ』的な横文字も出てきたし、最後は(株)とか付いてましたし。
っつーか神ってのは、もしかしてミドルネームなんですかね?代表取締役社長って文字が神の前に付いてたりして、本当に「個人名か?」っつーくらい長いんです。
こっちは文章を入力する際、せめてもの償いとして『じんさま』と入力して変換してました。決して『かみさま』と入力して楽はしてません。
友人の『一人くん』は『かずとくん』じゃなくて『ひとりくん』って入力して楽してます。楽してかつ、どっかの劇団に勝手に入れてますけど。どっかの劇団に勝手に入れて陰でバカにしてますけど。
神様に対しては、できる限り丁寧に対応しました。でも、神様はきっとそのことはご存じないんでしょうね。「コイツも『かみさま』って入れて変換したんだろうな」って思われてるんでしょうね。
あ、神様なら何でも知ってるか。じゃあイイね、大丈夫大丈夫。心配ないさー!!!