ちょっと前に話題になったやつで「何色のドレスに見えますか?」ってやつ、知ってます?
なんか「光の加減をどう解釈するかによって、見える色が人によって変わる」っていうんですけど、もう金と白にしか見えないんですよ。
周りはみんな「黒と青だ!」って言うもんですから「色盲なのかなぁ」って本気で悩みました。・・・っつっても7秒くらいですかね。
それでも、その7秒間は『神の7秒間』っつっても過言じゃないくらい悩みましたよ。いや、冗談抜きで割と本気です、はい。
でも、誰かがそうやって話題にしてくれたから、色んな見方があるんだなーって気付けたわけで「下手すりゃ色の認識とか間違ってたりするんじゃないの?」って思いませんか?。
小学生の時に思ってたのは「青信号って緑じゃね?」ってずっと思ってて、でも周りが当たり前のように「青だ!」って言うもんですから、自分の中で納得できる理由を全力で探したんです。
そしたらありました。
ドラゴンボールの話なんですけど、ウミガメを助けて亀仙人のとこに向かった悟空が初めて海を見て、その海水を飲んで「辛い」って表現したんですね。
「海水ってしょっぱくね?」ってずっと思ってたんですけど、悟空が当たり前のように「辛い!」って言うもんですから「あー、そういうことか」と。
信号的なもんも海水的なもんも、つまりそういうことでしょ?っつって。
その考えが正しいかどうかは別にして、子供ながらに柔軟に適応してました。しょっぱいものを辛いって見方ができるんなら、青信号の色は青って言えるでしょ!っつって。
それでも心のどっかで「みんなの目には信号は青に映ってるのかも」って思ったりもして、それを両親に打ち明けることもできず。
心配させたくなかったんでね。「まぁ!なんと心優しき少年なんでしょう!」っつって。たぶん、この頃の心は『澄んだ空のような青色』だったんだなーって思うんです。
色って、表現豊かだなーって思いません?
特に幼少期に色鉛筆とか絵具とかを使うと、何色が早くなくなるかで、なんか暗示してそうだなーって思ったりして。
黒い物ばっか買う人って、何か抱え込んでそうな気するじゃないですか?ちなみに、おりのことです。
大抵のことって色を引き合いに出して、より明確に伝えることができると思います。なんか想像しやすいんですよね。爽やかさも、ある程度なら色の組み合わせで演出したりできますし。
っつーか今、面白いこと思い付いたんですけど、ちょっとイロトーークしてみましょうか。やたら色を使って文章を書くっていう、なんか面白そう。
休みの日なんか寝るの勿体ねーっつって徹夜でゲームしてたら、目とか充血して真っ赤になっちゃったりして。
あまりにも上手くなりすぎてボイチャで「ゲームばっかやってねーで働け!」って暴言を吐かれる始末。まさに赤っ恥。
「うるせー!こっちは社長だー!ばーか!」って返したのはいいけど、真っ赤なウソです。ごめんなさい。
そんな暴言なんか吐かれたら気持ちがブルーだわーっつって。心なしか顔色も真っ青かもしれない。
どうしよう、会社に行けない。休まなくちゃいけない。5連休くらいしなくちゃいけないかも。まだまだケツが青いなーって言われんだろうなー。
ブラック企業に入社したのが運の尽き。心身ともに疲労しても、なお働けと言われ。腹黒のおりは上手いことサボったりもするんですけど、そうすると日々のノルマが遠のき叱責の雨あられ。
もうお先真っ暗、漆黒の闇。あー、やだやだ。
もうこんなとこ辞めてやる!っつって意気込んで転職活動するも、履歴書は真っ白。芸能人の歯なんて比べ物にならないくらいの真っ白。
なにもアピールできるポイントがないわーっつって。あまりにも窮地すぎてジョーみたいに真っ白。そして、ホワイトアウト。
色があるだけいいじゃねーか!って、うるせーよ無職!待ってろ!おりもすぐそっち行くから。
そんなくだらないこと考えてたら『充血レッド』だの『ケツブルー』だの、ちょっとした戦隊ヒーローみたいなのが出来て笑いました。
だけど悲しいかな。このヒーローは、CM後も弱いに違いない。